個人ビジネス、ネットビジネスなどで稼いでいくにあたって、パソコンは必ず必要になります。
いくらスマホやタブレットが便利になったと言っても、これは情報を受け取るための端末なんですね。
タブレット端末が登場して8年ほどになりますが、未だに新しい情報や価値を生み出すためには、やはりパソコンは必須。でも、どんなパソコンを選んだらいいのかわからない・・というパソコン初心者ためのパソコンの選び方についてお話しします。
私は実は4万円のパソコンを1年半使っていますが、全く問題なく使用できています。
しかし、パソコンは安いモノでも大丈夫、という単純な話ではもちろんなくて、選び方が重要ということ。
ここではパソコンを選ぶ時のポイントについてお話しします。
・SNS利用
・ブログ・ウェブサイトなどの運用
・メルマガ配信
・それらに伴う簡単な画像処理・動画処理
といった基本的な作業を行うのに必要なパソコンの選び方について説明します!
目次
ノートパソコンとデスクトップはどちらを選ぶべき?
パソコンには大きく分けてノートパソコンと、デスクトップパソコンの2種類になります。
まずはこの2つについて簡単に説明します。
デスクトップパソコンの特徴
デスクトップパソコンの長所
・同じスペック(性能)であれば、ノートパソコンより安い傾向がある
・自分でパーツを選んでカスタマイズできる
・負荷がかかる作業(高度な動画編集や画像編集など)が快適にできる
デスクトップパソコンの短所
・大きいので 置くスペースが必要
・一度置いてしまうと動かしにくい
・もちろん持ち運びはできない
ノートパソコンの特徴
ノートパソコンの長所
・置くスペースに困らない
・持ち運びができる
ノートパソコンの短所
・デスクトップに比べると、構造的な問題で高いスペック(性能)にしにくい
・パーツの追加によるカスタマイズはかなり限定的
結論・最初はノートパソコンがおすすめ
画像作成や動画作成、ゲームなどの高い負荷がかかる作業ををストレスなくやりたい、という理由があればデスクトップの方がいいですが、そうでなければノートパソコンで十分です。
もしパソコンを使っているうちに色々と高度なことをやりたいということになった場合に初めてデスクトップパソコンを検討するということでOKだと思います。
もし、自宅でしかパソコンは使わないし全く動かさない、という人であれば、本体とモニターが1つになった一体型のパソコンもありますので、こちらを検討してみるのもおすすめです。
パソコンを初めて購入する、ということであれば迷わずノートパソコンです。
ノートパソコンのスペック(性能)はここをチェック!
それでは実際にノートパソコンを買う場合にチェックするべき点をお話ししていきます。
パソコンのスペックスペックのどこを見ればいいかということについて説明していきます。
OSで選ぶ~WindowsかMacか
細かいスペックのお話しの前に、まずは大きく分けて Windows か Mac のどちらを選ぶかということになりますが、安いものということで選ぶのであれば断然 Windows です。
Macは 小さくて軽くて使い心地がいいので最初からこちらを選ぶ選択肢もありだと思いますが、注意点がいくつかあります。
まず、使っている人が少ない(Macのシェアはパソコン全体の1割ほどです)ので、ネット検索して出てくる情報Windwsに比べて少ないです。わからないことを聞ける人が近くにいた方が安心かもしれません。
そして、 MacはWindows に比べると使えるソフトが少ないです(アメーバキングとかSiriusといった定番のツールも使えません)。
MacにWindowsを入れる方法もありますが、この時点で初心者向けではないですね(笑)
初めて買うパソコンは特にこだわりがないのであればWindowsから選ぶのが無難です。
別に記事を書いてみました!→< WindowsとMacの違いを改めて説明するよ!>
もちろん、Macにしかないソフトウェアもありますので、自分が何をしたいのかということをよく考えて選ぶ必要があります。
動画編集やデザイン、プログラミングなどを本格的にやりたいという動機があれば最初からMac(MacBookPro)がおすすめですが、そうでなければWindowsで十分です。
CPU
CPUはパソコンの頭脳に当たる部品です。
CPUの性能が高いほど、頭の回転が速い=仕事が速いということになります。ですが、実はこれはあまり気にしなくても大丈夫です
今のパソコンはそれなりの機能のものが付いているので、仕事にならないほど動作が遅くなるということはありません。
本当に気にしなくてはいけないのは、メモリとストレージです。
メモリとストレージがそれなりの性能のパソコンであればそれなりの性能のCPUがついてますので、気にすべきなのはメモリとストレージなんです。
メモリ
メモリは、例えるなら作業をするための机のようなものです。
例えば事務作業をする場合、紙を1枚しか広げられないような机よりも広い机の方が作業がしやすいですよね?
より複雑な作業をするのであればなおさら広くないと難しくなります。
パソコンを買うにあたってまず気にしなくてはいけないのは、このメモリという部品です。
最低でも4GBのものを選んでください。
ネット検索、ワード、エクセル、ブログの作成の更新など、ビジネスに必要なような作業をするには4GBあれば十分です。
簡単な画像や動画作成も可能です。
illustratorとphotoshopを立ち上げつつブラウザを何十枚も開く・・みたいな、多くのソフトを同時に立ち上げるような使い方をするのであれば、8GBくらいあった方がいいですが、普通の使い方であれば4GBで十分だと思います。
最低4GB、理想は8GB以上という感じでしょうか。
もし本格的な画像編集、動画編集、オンラインゲームをやりたいということであれば、金に糸目をつけずに高い&高性能なメモリを(もちろんCPUもセットで)そろえた方が良いです。
ストレージ
ストレージとは、パソコン内のデータをためておくため部分のことです。
倉庫とか引き出しなどの収納スペースをイメージするとわかりやすいです。
この容量が少なすぎると、パソコンがとっても使いづらくなります。
Windowsは常に更新プログラムがアップデートされていくので、時間がたつにつれてどんどん必要な容量が大きくなっていく傾向がありますので、小さいものを選んでしまうと後々問題が発生する可能性があります。
最低でも200GB以上のものを選ぶことをおすすめします。
HDDとSSDのどちらを選ぶ?
そして、忘れてはいけないのはHDDとSSDです。
HDDは「ハードディスクドライブ」の略称です。
ディスクにデータを書き込む構造になっています。
パソコンが「カリカリ」と音を立てて動作しているのを聞いたことがあるかと思いますが、このカリカリ音がHDDにデータを書き込んでいる音です。
そして、SSDは「ソリッドステートドライブ」の略称です。
SSDはフラッシュメモリにデータを書き込む形でデータを保存します。
USBメモリと同じ構造と考えていただくとイメージしやすいですね。
HDDに比べて価格が高いですが、SSDの方が圧倒的に動作が速いという特徴があります。
パソコンの動作のスピードにこだわるなら、絶対にSSDのパソコンを選ぶことをおすすめします。
外部出力・・USB端子、HDMI端子 など
パソコンと他の機器をつなげるための端子です。
USBが3~4つくらい接続できれば十分です。
小さなパソコンになるとHDMIやモニター接続のための端子が付いていないこともありますが、USB端子に変換するアダプターがありますのでどうしても必要であればこれを購入すればOKです。
無線LAN
無線LANが使用できる機種であれば、インターネットにWifiで接続できます。
現在発売されているノートパソコンではほとんどついています。古いノートパソコンだと無線LAN機能が付いていないものもあります。
出来れば11ac対応のものが速度が早くて良いですが、そんなに気にしなくても大丈夫です。
パソコンメーカーはどこを選ぶ?
いろんなメーカーがパソコンを発売していますが、正直どこを選んでも性能は大差がありません。外国製だから壊れやすいということもありません。
国内メーカーはサポートが充実しているという特徴がありますが、余計なソフトが入っていることが多いのでこれを削除する必要があります。
海外メーカーは比較的価格が安いですが、比較的サポート体制が貧弱な傾向があります
これらの特徴を知った上で選ぶのが良いと思います。
ちなみに私が使っているのはMouseのパソコンの価格は39、800円+消費税です。あまりに価格が安いので心配していたのですが、ぶっちゃけ何の問題もありません。
初めてパソコンを買うということであれば、これまで説明したようなことを参考にしたうえで、安いものを購入し、パソコン慣れてこだわりが出てくれば高くて高性能なものを検討するということで十分だと思います。
マウスコントローラーも実際に触ってから買おう
パソコンの周辺機器にはいろいろなものがありますが、最低限必要なものはマウスです。
Amazonなどで購入することもできますが、実際に電気店で触ってみて選ぶことをおすすめします。
人によって手の大きさが違うため使用感が変わってきます。
マウスの使い心地はパソコンを使い心地に直結しますので、ぜひ気に入ったものを購入してください。
特にこだわりが無いのであれば、Amazonで千円前後で購入できます。
必要な周辺機器
マウス以外にも必要な周辺機器が必要であれば一緒に購入しましょう。
マイク
デスクトップパソコンにはマイクは内蔵していません。
またノートパソコンに内蔵されているマイクは性能がイマイチのことが多いので、音声入力を行う場合はマイクも必要になります。
あまり高価なものでなくても十分な性能の商品もありますので、必要であれば一緒に購入しましょう。
私が使用しているのはこのマイクです。
1,000円台という価格ですが、ZoomやLINE通話や音声入力で文章を書くときなどに非常に重宝しています
スピーカー
ノートパソコンの内蔵スピーカーはあまり音質が良くありませんし音のバランスも良くありませんので、私はPC用のスピーカーを使用しています。
ぶっちゃけ、音にこだわりが無ければ不要なものです(笑)
わたしはオーディオテクニカをスピーカーを愛用しています。
小さいですが音のバランスが良くてとても気に入っています。
YouTubeで環境音や音楽を流すのに、あるのとないのとでは全く違います。
中古のパソコンはおすすめしません
アウトレットショップや秋葉原のような電気店に行くと中古のパソコンが安く手に入りますが、正直おすすめしません。
パソコンは使うたびに消耗していく消耗品として考えた方が良いです。特に5年以上経過したものはいつ壊れてもおかしくありません。
それほど時間がたっていないように見えても、どのような環境でどのような頻度で使用されたものかは全くわかりません。例え安く買えてもそれが何年も使えるものなのか、すぐ壊れるものなのかがわからない博打になってしまいます。
そんなしなくてもいい博打をするくらいなら、最初から新品で保証付きのパソコンを買う方が良いです。
中古パソコンは壊れても困らない環境でサブ的に使うのに限定しましょう。
まとめ
繰り返しますが、これは初めてパソコンを買う人向けのスペックです。
パソコンに慣れて必要な機能、足りない機能があった時にそれを補う高性能なものを買うというのがベストです。
OS:Windows10のノートパソコン
CPU:あんまり気にしなくてOK
ストレージ: 200GB以上のSSD
メモリ: 4GB(以上)
無線LAN: 11b.11g.11n対応
USB端子: 3~4個以上
そして、中古パソコンはやめときましょう。
Adobe社などのソフトを使ってがっつりデザイナーの仕事をしたいとか、本格的にプログラミングの勉強をしたいのなら、最初からMacBookProを選んだ方がいいみたいです
※2019年4月追記
Windows7のサポートが2020年1月で終了します。パソコンの買い替えが必要な方は早めに購入した方が良い可能性が高いです。
こちらの記事に、安くても使えるおすすめのパソコンの紹介もあります。
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