前回、フロントエンド商品とバックエンド商品の話をしましたが、
前回記事➡≪集客の第一歩!! フロントエンド商品とバックエンド商品の違いを知ろう≫
ここでは、コンサルタントやコーチ、セラピストなどの個人ビジネスの場合のフロント商品の作り方をお話しします。
価格としては無料~3,000円、高くても5,000円くらいのイメージです。
どんなビジネスでも考え方は同じなので、自分のビジネスに置き換えながら読んでみてくださいね。
フロント商品の提供方法の例
レポート(PDFなど)
一番簡単なのは、ワープロなどで作成した文書をPDFなどにして配布する方法です。
・ワープロなどで作成した文書を、PDFなどにまとめてそれをプレゼントする。
・簡単なチェックシートを提供する
みたいな感じのものが多いです。
無料レポートスタンド(めるぞう、まぐぞう、スゴワザなど)を見てみると、他の人がどんな感じで作っているかということが分かるので、興味を惹かれるものを読んでみると雰囲気がわかりやすいと思います。
無料レポートスタンドとは、メールアドレスを登録することで無料レポートを読むことができるサイトです。
読み手としては無料で情報を得ることができますし、
書き手としてはメルマガ読者を増やすことができる
というメリットがあります。
内容としては、1つのテーマに絞って1つの問題を一つ解決できるようなもので十分です。
すぐに行動出来て、すぐに結果や成果につながるものを作るのが一番いいと思います。
100ページとか200ページなどの大ボリュームの物を作っている人もいますが、必ずしもそのようなものを作る必要は無いと思います。
メールアドレスを受け取った後に返信メールに添付したり、自動返信メールにダウンロード先のサイトURLを貼り付けたりするなどの方法で提供されることが多いです。
セミナー動画
自分がセミナーを行なった様子を動画にとり、それを配布または販売するという形で商品を提供する方法があります。
ウェブセミナー(ウェビナー)というやつですね。
動画をYouTubeに限定公開して、申し込みしていただいた人に動画のURLを送る形にするのが一番簡単な方法です。
動画は、姿や声を届けることができるので、あなたを知らない人にも親しみを持ってもらうことができます。(逆にあなたの雰囲気が嫌いな人を引き寄せない効果もあり)
セミナー
1つのテーマに絞って安い金額でセミナーを行うのも、良いフロントエンド商品です。
セミナーといってもたくさんの人数を集める必要はありません。
少人数の方が、会話を中心にしながら細かい疑問点を解消しながら話を進めることができるメリットがあります。
Facebookのイベント検索などで探すといろいろなイベントが出てきますので、他の人がどんな感じでセミナーをしているかを探してみるとわかりやすいです。
出来れば、自分でいくつか参加してみるとセミナーをどんな感じで開催すればよいかという雰囲気もつかめて良いです。
個別相談・相談会
セミナーに似ているのですが、見込み客の相談を受ける、というのがメインの会になります。
実際に見込み客の話を聴いて疑問点を解消しながらバックエンドへのセールスにつなげやすいメリットがあります。
無料にするか有料にするかは、目的によって決めればいいと思います。
たくさんの人を集めたい場合は無料(メルマガのリスト集めが目的の場合など)
人数を絞って集めたい場合は有料(バックエンドへのセールスをしたい場合など)
みたいなイメージで考えると良いです。
フロントエンド商品の広め方
フロント商品を実際に見込み客へ届けるための具体的なやり方をいくつか挙げてみます。
・FacebookなどSNSで案内する
・交流会、ランチ会などで知り合った人に案内する
・無料レポートであれば、無料レポートスタンドを利用する
・セミナーであればセミナーズ、ストアカなどのポータルサイトを利用する
フロント商品はバックエンド商品を販売するためにある、ということをを一番に考えることが大切です。
フロント商品は利益を上げるためにあるわけではありません。
フロント商品の価格は最悪赤字にならなければOKという金額に設定するのがセオリーです。
5,000円~10,000円くらいの価格帯の商品だけで利益を上げ続けるのは大変です。
利益を上げるためにはあくまでバックエンド商品を売ることが一番大切。その橋渡しをするようなものをフロントエンド商品として設定しましょう。
前の記事≪集客の第一歩!! フロントエンド商品とバックエンド商品の違いを知ろう≫でも書きましたが、商品づくりで一番大切なことは、最初に作るのはバックエンド商品です。
その後、その商品の良さやあなたの自身の良さを伝えられるようなものをフロントエンド商品として設定するのが大切なことです。
とはいえ、作ったことが無い場合はどのようなものがフロント商品として最適なのかはわからないことが多いです。
もしやったことがないなら、軽い気持ちで作ってまずは提供してみる、ということが一番大切なことです。
まず提供してみる→その結果を受けて修正する
この流れを体験して継続することが一番大切なことです。
あなたのビジネスにとってのフロントエンド商品は何ですか?
それはどのような形で提供されていますか?
フロントエンド商品で集客して、バックエンド商品で稼ぐ
この形をどうやって作りますか?
どんなビジネスでも、この流れを考えることが一番大切なことです。