ビジネスにおいて一番大切なのは集客、ということはよく言われますが、実は集客よりも前に売る商品を決める必要があります
何を売るかを決めないで集客をする、という人はあまりいないと思いま
その際に有効なのが、フロントエンド商品とバックエンド商品の考え方です。
マーケティングの世界ではこの、「フロントエンド」「バックエンド」という言葉が頻繁に出てきます。
これらを理解することが、集客の仕組みを作る第一歩になります。
順番に説明していきます。
フロントエンド商品とは
フロントエンド、フロント商品と呼ばれることもあります。
フロントエンド商品はとは集客商品と言われることもありますね。
見込み客を集めるための商品、見込み客に最初に提供する商品がフロントエンド商品です。
例を挙げてみます
スポーツジム ヨガスタジオ・・無料体験や無料相談
レストラン・・ランチ
健康食品(やずやなど)・・初回お試しセット<
インターネットのサービスだと
PCソフト・・1か月無料試用
動画配信サービス(Amazonビデオ、Huluなど)・・2週間視聴無料
みたいな感じです。
スーパーマーケットの試食もフロント商品の1つですね。
お客様から見ると、食べたことが無いものを安い金額(あるいは無料)でお試しすることができるという良い点があるため、購入するハードルが低いというのが良い点です。
なんとなくイメージできたでしょうか?
個人ビジネスのフロントエンド商品の価格帯としては、無料~3、000、5、000円くらいまでのものが多いです。
コーチやコンサルのビジネスをされている方は、これくらいの価格でセミナーや体験セッションを行っていることが多いですね。
このような商品を作ることで、あなたの商品やサービスの良さ、あなた自身の良さを知ってもらうことで「見込み客」になってもらう、というのがフロントエンド商品を作る目的です。
バックエンド商品とは
単にバックエンドと呼ばれることもあります。
バックエンド商品は「利益商品」とも呼ばれます。
その名の通り、利益を上げるための商品です。
先ほどの例で言うと、
スポーツジム ヨガスタジオ・・継続会員契約
レストラン・・ディナー、パーティ、宴会予約 など
健康食品(やずやなど)・・継続購入
PCソフト・・ライセンス購入、継続使用
動画配信サービス(Amazonビデオ、Huluなど)・・会員契約
みたいな感じです。
「あなたが本当に売りたい商品」、をバックエンド商品として設定しましょう。
個人ビジネスのバックエンド商品としては、30万円以上の価格のものををバックエンドとして設定されることが多いですね。
また5万円くらいの商品をミドルエンドエンド商品と呼んだりもします。
3、000円~5、000円の商品だけでビジネスを成り立たせるのはとても大変です。
バックエンドを通じて、いかに多くのお金を払ってもらうか、ということを考えることがビジネスにおいて大切なことになります。
最初に作るのは「バックエンド商品」
商品づくりで一番重要なことは、いかにバックエンド商品を買ってもらうかということにあります。
なので、フロントエンド商品を作るときにも、いかにバックエンド商品を買ってもらうか、ということを考えることが大切です。
スポーツジムやヨガスタジオが無料体験を開催するのは、バックエンドとして継続会員になってもらうため。
レストランがランチ営業を行うのは、夜のディナーのお客様を増やすため。
健康食品などの初回お試しセットは、継続購入コースに入会してもらうため。
フロントエンド商品は、バックエンド商品を買うための入り口として作ることが大切です。
フロントエンド商品購入→バックエンド商品購入の流れを作ろう
まず最初にバックエンド商品として何を販売するかということを決めてから、フロントエンド商品でいかに広めるかという流れを作ることが商品づくりにおいて重要なことになります
フロントエンド商品の価格帯のような3、000円~5、000の商品だけでビジネスを継続するのはとても大変ですし、知らない人や会社から30万円~50万円といった高価格の商品を買う人はまずいません。
自分のビジネスにおいて、何をフロントエンド商品とするのか、何をバックエンドにするのか、ということを考えて決めることが、集客の第一歩になります。
まとめ
・フロントエンド商品のは集客するために作る
・バックエンド商品は利益を上げるための商品
・フロントエンド→バックエンドの流れを作ることが大切